おっちゃんとワンカップ大関と私【後半】


では後半。

一匹釣れたので気分も最高。
仕事の疲れも忘れ釣りに没頭。

その間も図々しいしくエサをもらっている。
するとコツコツという小さいあたり。

ゆるめにあわせるとよく見る魚が。
セイゴだ。
できれば大きくなって東京湾まで戻ってきておくれ。

同じくしておっちゃんにも待望の魚が。
しかし様子がおかしい。


初めて見る魚を釣ったらしい。
自分も初めてみる魚だ。

おっちゃんの記念日に立ち会えてちょっと嬉しかった。
とりあえずは食してみるとのこと。

釣果もでたので近くのコンビニへ。
おっちゃんに何かを差し入れるためだ。

やはりここはワンカップ大関だろう。
だっておっちゃんの横に鬼ころし×2の空きパックが転がっていたのを見ていたからだ。

釣り場に戻り酒を交えながら雑談。
自分はかわいく麦茶、下戸ですから。

その後はもう、いろいろ話をした。
・名前は岸田さん。
・今年還暦を迎えたこと。
・生まれは兵庫で宮崎の日向市に33年前に移り住んだこと
・軽運送を営んでいたこと。
・日向市の情勢について
・金曜に陰日向に咲くのDVDをみたが終わりに納得いかなかったこと
・県知事は行政のことにはあまり実績がないこと
・最近の若者が起こす異常な犯罪について。
果ては日本の未来についてまで話してた。
小さな朝まで討論会だ。

途中、岸田さんがこういう世の中になってしまったのは私達、ダンコンの世代がいけないんだよね。
と、真顔で一言。
空気を読んで突っ込みませんでしたが。

ふと気がつくとすでに東の空が白んできていた。
疲れもピークに近づいたので残念ながらお別れの時だ。

後ろ髪を引かれつつも楽しい時間に別れを告げた。
まるで田舎に泊まろうのエンディング。
また会えたらいいな。

ということでまたまた出張を満喫。
ちょっと無理してでも釣りにいってよかった。

よき出会いに乾杯。
麦茶とワンカップ大関でしたが(笑)

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