てぇへんだぁ、魚紳さん!!!


なにがてぇへんって。
クニマスは生きてたっぺよ!

三平君ならこう言うだろう。
とクニマス再発見の記事を見て思った。

正直、この記事には驚き。
ウモトでアオリイカ以上の衝撃だ。

が、しかし。
普通の人には大した記事ではないだろう。

いかにすごいかがわかる人。
おそらく秋田県は田沢湖周辺の人達。

あとは釣りキチ三平 平成版の1巻を読んだ人。こんな人たちにはビッグニュースなはず。

いや、そうであってほしい。
そんな私は後者の人間。

田沢湖?という人にちょっと紹介。
三平からの受け売りですが(笑)

田沢湖は日本で一番の深度を誇る湖。
年一開催の田沢湖マラソンも有名。

その昔、クニマスって魚が生息していた。
しかしこのクニマス、田沢湖の固有種だった。
※固有種=そこにしかいないということ。

田沢湖の特殊な環境がそうさせたそうな。
また、食味もよく高級魚だったらしい。

そんな田沢湖に温泉水を意図的に別水系から流入。
その結果、湖は強酸性に変化。

これにより田沢湖の生体系は絶滅。
いわゆるPHショックってやつですね。

もちろんクニマスも絶滅。
これが70年位前の話。

それから田沢湖は生き物の住めない湖に。
というのが通説。

そしてここからは釣りキチ三平のお話。

絶滅したはずのクニマスは生きている。
大昔に一平じいさんが他の湖に放流したかも。

それを確かめに釣りに行こう!
で、いつも通り魚紳さんと釣行。

数々の困難を経て見事クニマスを釣りあげる。
というのが平成版三平の物語。

これはざっくりしすぎかも(笑)

ノンフィクションの中にフィクションを放り込む。
三平にはこんな話が多いからおもしろい。

それが今回。
マンガのような話が実際に起こった。

発見場所はヒメマスで有名な西湖。
さかなクンが西湖からヒメマスをお取り寄せ。

その中にクニマスが!
というのが流れのようで。

しかも10匹に1匹はクニマスだったらしい。
恐るべき西湖での定着率。

西湖の過去の歴史の中。
クニマスを西湖に放流した記録があったそうな。

しかし、だ。
ただ放流しても、って話。

PHショックやらなんやらもあるはず。
普通はうまくいかない気がする。

と飼育の知識がない私でも思ってしまう。

さらに驚くのはさかなクンの存在。

このおさかな、なんかおかしくないですか~
ギョギョ~

なんて言ったかは知りませんが。
小さな異変に気付いたことがすごい。

さかなクンの造詣の深さに乾杯。
人は見ためじゃないことを再認識。

これからはさかなクンと呼ぶのをやめよう。
敬意をもってさかなクンさんと呼ぶことにする。

「さかなクン、クニマスを発見!」

これがエロい言葉に見えてしまった人。
良い子のみんなには内緒だ!


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