グスコーブドリの伝記を読んだ

会社の10周年記念品ということでiPadがプレゼントされ快適なタブレットをしている。
いろいろなAPPを入れては消しと繰り返しているんですがタブレットの恩恵を感じるAPPを見つけたので紹介。

i文庫HD
IFはこんな感じ

基本的にはPDFとか読み込めたりするビュワー、特筆は青空文庫という国内の著作権が消滅している作品9000以上をダウンロードして読むことができます。
夏目漱石やら芥川龍之介やら宮沢賢治に小林多喜二とか有名所の文学作品はほぼ網羅してる感じ、これで800円はかなりのお値打ち価格。

で、前々から読んでみたかった宮沢賢治のグスコーブドリの伝記を読んでみた。
なぜこれかというとマンガのプラネテスが好きな人ならわかるかもですが最終巻でグスコーブドリのように、という話があるのですがそれを読んでずっと気になっていたんです。

ですが読んだところ、いまいちよくわからなかったなというのが正直な感想。
文章構成が独特というのもあるのだけど内容的にも感じるものも少なかった。

要約するとグスコーブドリ君が飢饉やら苦難を乗り越えいろいろと苦労し火山と天候をコントロールできる研究所に勤める。
そしてまた飢饉が襲ってくる予兆がありそれを避けるには火山を噴火させなければならずグスコーブドリ君は命と引き替えに火山を噴火させたところで物語は終了。

なんか人間のエゴの部分が前面に押し出されててちょっと不快感も感じる。
頭のいい人はここからでもかっこいい言葉を付け足して解説できるんだろうけど私には無理。

けどプラネテスでロックスミスが言っていた言葉、「その愛が、彼に届くことなどなかったのだよ」という意味はなんとなく理解できたかも。
なにはなくともこのAPPはおすすめです。

さぁ、次は何を読もうかな~

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